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レビュー

【徹底レビュー】RIMOWA(リモワ)オリジナルキャビン

Rimowa オリジナルキャビン
natsukinana
ナツキ
ナツキ

こんにちは、ナツキです

私の旅の相棒、RIMOWAのスーツケースをレビューします!

私ははじめての海外旅行のときにRIMOWAを手に入れてから、RIMOWA一筋

最近大好きなRIMOWAを買い足したので徹底レビューします!

Rimowa (リモワ)とは?

RIMOWAは1898年創業のドイツのスーツケースメーカーです

リブの入ったアルミニウムで作られたスーツケースで知られています

アルミ製スーツケースで有名なRIMOWAですが、実は現在主流ともいえるポリカーボネート製のスーツケースを最初に発表したのもRIMOWAです

スーツケースの歴史を語るのに欠かせないブランドなのです

2017年にLVMHグループの傘下になり、従来の質実剛健なイメージからスタイリッシュなブランドに路線変更

LVMHグループはルイ・ヴィトンを筆頭に名だたるブランドを多数傘下に置く、フランス・パリを拠点とした世界最大級の多業種複合企業体

RIMOWAのイメージはかなり変わり、機能美光るドイツ製の逸品→フランスの香りも感じられる高級ブランドになりましたね

Rimowa(リモワ)のラインナップ

Rimowaには2024年1月現在、主に7つのシリーズ(コレクション)があります

  • Original オリジナル アルミ製 RIMOWAの象徴的シリーズ
  • Classic クラシック アルミ製 古き良きRIMOWAのクラシカルな雰囲気
  • Essential エッセンシャル ポリカーボネート製
  • Essential Lite エッセンシャルライト ポリカーボネート製 最も軽量
  • Essential Sleeve エッセンシャルスリーブ ポリカーボネート製 ロントポケット付き
  • Hybrid ハイブリッド アルミとポリカーボネートを組み合わせたボディ
  • Distinct ディスティンクト 2023年発表の最新モデル レザーを使用

それぞれのシリーズが以下の名称でサイズ展開されています

カッコ内はオリジナルの容量(リットル)を記載しています

注:シリーズによっては展開されていないサイズもあり、また同じサイズの呼び方をしていてもシリーズによって容量が異なる場合があります(同じキャビンでもオリジナルは35リットル、クラシックは36リットルなど)

  • Cabin S (31)多くのエアラインで機内持ち込み可
  • Cabin (35)エアラインによっては機内持ち込み可
  • Cabin Plus (49)
  • Check-In M(60)
  • Check-In L(86)
  • Trunk S (66)
  • Trunk (90)
  • Trunk Plus (105)
  • Trunk XL(130)

RIMOWAオリジナルキャビンを購入!

たくさんのラインナップから私が選んだのはオリジナルキャビン

どのように絞っていったかというと…

ナツキ
ナツキ

シルバーに光るアルミボディがかっこいい!

アルミボディ以外は考えられませんでした

値段が高くても、重くても、RIMOWAを持つなら私はアルミ!

アルミボディで選ぶとすれば、オリジナルかクラシックのどちらかになります

アルミは色展開があり、シルバー、ブラック、チタニウム(オリジナルのみ)の3色ですが、私はシルバー一択

これでシリーズはオリジナルかクラシック、色はシルバーに絞られました

ナツキ
ナツキ

オリジナルのコロンとした丸みのあるシルエットが好きだな

はい! オリジナルのシルバーに決まり!

あとはサイズの選択ですが、ここでかなり悩みました

私は旅の荷物が少なくて、いつも同行者に驚かれます

そんな私がこれまで使っていたのは容量約60リットルの古い型のRIMOWA

中はいつもスカスカで、半分は空いた状態

ナツキ
ナツキ

60リットルでは大きすぎ

もう少し小ぶりで取り回ししやすいサイズが欲しいな

オリジナルで60リットルより小さいサイズは、キャビンS(31リットル)、キャビン(35リットル)、キャビンプラス(49リットル)の3つです

機内持ち込みできたら便利だなと思い、まずキャビンが候補に上がりました

でも調べると、搭乗頻度が高いであろうJALやANAの機内持ち込みサイズ上限より微妙にオーバーしているのです

 JAL、ANAの座席数100席以上の飛行機の場合の機内持ち込み可能なサイズ

55×40×25センチ以内、かつ3辺の合計=115センチ以内

各辺のサイズが規定内であっても3辺の合計が115センチを超える場合は持ち込み不可

キャビンの場合、各辺の規定はクリアしているものの、55×40×23センチで3辺の合計が118センチとなり、3センチオーバー

確実に機内持ち込みしたいならキャビンSだな…

しかしオリジナルキャビンSの容量は31リットル

キャビンは35リットルなので、その差4リットル

海外旅行にはちょっと小さすぎるし、国内旅行でその程度の荷物ならスーツケースではなくボストンバックでいいかな…キャビンSは選択肢からさよなら~

残る選択肢はキャビンとキャビンプラス

今後どんな旅行をしていこうかと考えると、長い旅をすることはそうなさそうに思いました

ナツキ
ナツキ

これから先は5日以内の短い旅が中心になってくるかな

それなら荷物の少ない私はキャビンで事足りそう!

機内持ち込みはできる時だけすればいいや

ということで、オリジナルキャビンを購入決定!

RIMOWA公式サイトからネット通販で購入しました

届いた

保管用の巾着袋に入った状態

私は家でも時々眺めて楽しみたいので、保管時も袋には入れていません!

マットに光るアルミボディ、かっこいい!

ダイヤルロックは任意の3桁の番号を設定できます

上下で違う番号にすれば安心度アップ

TSAロックもついています

TSAロックとは、TSA(アメリカ運輸保安局)職員が荷物検査を行う際に使用するものです

グアム、ハワイを含むアメリカ合衆国の空港はセキュリティ対策が厳しく、TSA職員が抜き打ちでスーツケース内の目視検査を行うことがあります

その際にTSAロックをマスターキーで解錠します

TSAロックの鍵はスーツケースに付属しないので、持ち主は開け閉めすることはできません

TSAロックが付いていないスーツケースを使用する場合、ダイヤルキーなどは施錠せずに預けることになります

なお、TSAロックはアメリカ以外の国への渡航では使われません

内側はシンプル

荷物を入れたら上にフレックスディバイダー(ファスナーポケットがついた仕切り板)を置き、上下3か所をマジックテープで固定します

衣類に触れても痛めることのない、特殊なマジックテープを使用しているので、ニットなどを入れても安心です

キャスター(マルチホイール)はとてもスムーズ

ネームタグも付属しています

Rimowaオリジナルキャビンのよいところ!

  • なんてったって、かっこいい!
  • 頑丈(中の荷物を守るという意味での頑丈さ)
  • キャスター(マルチホイール)がスムーズ
  • シンプル
  • 生涯保証が付いている

RIMOWA製品には生涯保証が付いていて、特筆すべき点のひとつとなっていますが、保証が効くのは使用に影響がある故障のみです

凹んでしまったので直したいと思っても、美的観点から行う修理には保証は効きません

そして修理不可能で買い替えが必要となった場合、新品が割引になるなどのサービスはありませんので注意が必要です

Rimowaオリジナルキャビンの欠点

  • 値段が高い
  • 重い
  • 傷や凹みがつきやすい
  • キャスター(マルチホイール)にストッパーがない
  • フロントポケットや、使い勝手のよい中仕切りなどの機能がない
  • 角に丸みがあるので荷造りにコツがいる
  • エアラインによっては微妙に機内持ち込みサイズオーバーになる

残念ながら、欠点もあります

値段が高くて重いのはしょうがないです(笑)

ひとつ使いにくいと思う点は、ストッパーがないところ

電車、バス、モノレールなどに乗っている間、ちょっとした揺れでも動いてしまい、気が抜けません!

本やスマホに夢中になったり、ウトウトしたりしていられません

座席に座れれば両足で挟んでおけるので多少は楽ですが、それでも動きます

壁際を確保してピッタリくっつけるとか、スーツケースを横置き(床との接地をキャスターのない面にする)にできればいいのですが、混んでいると難しい場合もありますよね

オリジナルキャビンを実際に使ってみての感想

効率良くパッキングするにはコツがいる

キャスターとテレスコープハンドル(伸縮式持ち手)の凹凸のため、荷物を詰めにくい上に、オリジナルは角に丸みがあるため効率良くパッキングするにはコツがいると感じました

箱物お菓子のお土産などを角に詰められない

角からきっちり順に詰めていけると気持ち良いんだけど、それができなくモヤモヤ…

キャスターとハンドルは仕方ないけど、オリジナルよりクラシックの方が角の丸みがなく効率的に荷物が詰めやすいかも…実際同じキャビンでもクラシックはオリジナルより1リットル容量が多く、36リットル入ります

キャスター(マルチホイール)の滑らかさに感動!

キャビンにパッキングできる10キロ程度の荷物なら、ほとんど重さを感じず楽々移動できて感動!

でも、点字ブロックや、小さな段差を乗り越えるのは意外と大変だったし、ホテルの廊下など毛足の長いカーペットの上も楽ではない

欠点にも書いたけど、電車やバスはスーツケースケースが転がって大変!

キャビン程度の大きさなら、まだ横置きにしやすいので、次に使うときは横置きを試してみようと思います

オリジナルキャビンのテレスコープハンドルは小柄な女性にはメリットなし

RIMOWAの売りのひとつにテレスコープハンドルがあります

伸縮式のハンドルを好きな高さに調節できるというものなのですが、オリジナルキャビン(キャビンS、キャビンプラスを含む)では一定の高さまでは必ずハンドルを引き上げなければなりません

それ以上高くしたい場合に好みの位置で固定することができます

身長156センチの私は、常にそのいちばん低い「一定の高さ」で使用することになるので、テレスコープハンドルの便利さは味わえません

もうちょっと低い位置で固定できると嬉しいのですが…

「一定の高さ」の写真がこちら👇

テレスコープハンドルのいちばん低い状態

テレスコープハンドルは、上の写真☝️と下の写真👇の間の好きな高さで固定することができます

テレスコープハンドルを最も長く伸ばした状態

オリジナルでも容量の多いチェックインMやLになると、正真正銘好きな高さで固定できるそうです、いいな〜

傷や凹みが似合わない!?

新しいRIMOWAには傷をつけたくないなぁ!

LVMHグループの傘下になる以前のRIMOWAは、ボコボコに凹んだり傷がついたりした姿に味がありかっこよかったのですが、今のRIMOWAはキレイなままの方が似合う気がする

ということでスーツケースカバーなるものを買って使ってみましたが、やはり一回の旅行で傷と凹みはついてしまいました

新しく購入したRIMOWAの初おろしはANAだったので丁寧に扱ってもらえるかと期待していたのですが、やはり搭乗ごとに傷や凹みは増えていきます

まとめ

これまでRIMOWA、特にオリジナルキャビンについて紹介してきました

重いし、高いし、特に便利な機能があるわけでもない

だけど、どうしてもRIMOWAがいいから、私はRIMOWAを使い続けています

そう思わせる魅力がRIMOWAにはあります

今度はどこにRIMOWAを連れて行こうかなと考えるとワクワクします

永く大切に使えるスーツケースを手にしたいとお考えの方、ぜひRIMOWAを試してみてはいかがでしょう

最後までお読みくださりありがとうございました!

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ナツキ ナナ
ナツキ ナナ
旅ライター
子育てそろそろ終了の50代女性 ほぼ四半世紀ぶりの海外行きをきっかけにブログをはじめようと思い立つ。 旅のこと、趣味のこと、大好きなもののことetc…
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